だらだらするのも悪くないですが。

 

暑くてついダラダラしちゃいますが、こんなときはちゃんと良い道具、好きな道具でお茶を淹れましょうか。

形から・・と揶揄されがちですが、形が背筋を伸ばしてくれることもありますからね。

 

 

May the year of 2014 bring you a lot of happiness and smiles, with tea.


今年も美しいお茶と、あなたの側にいつもお茶のあるシーンをご提供いたします。

a happy new year !



元旦より通常通り10時〜20時で営業しています。
(1/1〜1/3はカフェの営業は17時までです)

CMが出来上がりました(うちのじゃないですよ)

先日、お伝えしたCMが出来上がりました。
コーヒー抽出のときに、豆が美味しそうに膨らむシーンを撮りたい、というご依頼でうかがいました。どうですか?美味しそうでしょ?
当初は顔出しNGという約束だったのですが、ノセられているうちに多少なら・・と気分も変化してきまして、もう少し続けていたら2〜3枚脱いでいたかもしれません(失礼)。






世界のお茶の専門店 コノハト茶葉店

13.11.01









世界のお茶の専門店 コノハト茶葉店

Keep on travelin'



ある日少し膨らんだ封筒が届きました。
この少し膨らんだ郵便物というのは日常の中のワクワクするもののひとつです。
大概はamzon.comとかzozo townとか、そういった類いの送り主なのですが、今回は見覚えのある個人名が記されていました。
名前を見つけた瞬間にパッと顔色が変わったのが自分でわかるくらい、僕は少し昂揚しながら封筒の中身を想像します。
彼女はこの夏、それまでの仕事をきっぱりと辞め、自転車を担いで少し長めの一人旅に出た友人です。
封筒はもちろんその旅先からのものでした。

中には彼女がそのとき滞在していたのであろう屋久島の幻想的な風景が切り取られたポストカードと、島でつくられたお茶が数種類。
温帯地域に位置しながら2,000m近い山々がある屋久島は、優れた茶の育成環境をもっているとは知っていましたが、実際に触れるのは初めてでした。
油性ペンで「屋久島 有機紅茶」と書かれたziploc(笑)の封をあけ早速淹れた紅茶は、甘くスッキリと透明感のある日本の紅茶特有の風味にセイロンの良質なUVAにも似たメンソール香を持っていました。
まるで島の風や日差しや土の匂いをziplocにそのまま詰めて届けられたようなそのお茶を飲みながら、遠く、まだ(そしてもしかしたらこの先もずっと)見たことのない屋久島の景色に思いを馳せました。
お茶は時々そんなものまで運んでくれます。

↓リンクは彼女の旅のブログです。
Keep on travelin'


世界のお茶の専門店 コノハト茶葉店

中秋の。



今日は旧暦の8月15日。
まだ傷跡の残る台風一過の空に昇る満月は美しくもあり、きっと悲しくもあり。
もうすぐ月の出です。


世界のお茶の専門店 コノハト茶葉店

TRICK… OR TREAT



これで君も。



北向きのカフェの入り口からほんのりと射す光の中で朝食をよくとります。
朝はどちらかというと弱いほうなので、食事もシリアルとミルクティー程度。
最近の定番はイギリスのアララというメーカーのミューズリーにケロッグのチョコクリスピー混ぜ。

近所のスーパーでなぜか燦然と輝くFCバルセロナ柄の箱を見つけてついつい手を出してしまったこのチョコクリスピー。
今なら期間限定でFCバルセロナのテクニカル・アドバイス・ブックが封入されています。
全部で5種類あるのですが、例えば「ビジャのようなシュートを打つためには」とか、「プジョールのようなディフェンスをするためには」なんて極秘アドバイスが。

なにを目指しているのか自分でもよくわかりませんが、一応5種類集めてみようと思います。
まだ目にしていないのは「メッシのようなドリブルをするためには」編。
どなたかダブってお持ちの方はぜひ僕の「イニエスタ」と交換してください。

あ、ちなみに僕はバルサファンでは全然ないのですがね。


【コノハト茶葉店のブログはこちら】

鳴り止まない音楽。

 

昨日、とあるミュージシャンのかたよりメールをいただく。
彼の主催するユニットのことはもちろん知っているし、カフェでも時々流している美しい音楽を奏でる人だ。

「はじめまして」で始まった文章が本文の終盤で質問文に変わる。

「あのときの三宅さんではないでしょうか?」

あのときの僕?
それは、紛れもなく22歳の僕だ。
音楽の仕事に関わりたくてジタバタしていた頃の僕のことだ。

彼はその頃、業界の端っこにいて、僕はもっと端っこにいた。
たいして長くはなかったけれど、仕事を通じて時間を共有し、その後は僕も彼も違う職場に移った。

僕がレコードメーカーにいた頃、電車でそう遠くない彼の家に電話をしたことを思い出した。
彼はギタリストになると話していた。



CDのクレジットを見て、これまで彼だと気づかなかったのは、きっと個人名というよりもギタリストの記号みたいなものとして本名の字面を眺めていたからかもしれない。
彼が僕のことを覚えていてくれたのがすごく嬉しかった。

ふらふらといろんなことにかまけていた僕と、一途に音楽を求めてきた彼とでは「音楽」という言葉の意味さえも違うんだろうな。
取り戻せる時間ではないけれど、もう一度音楽に向き合ってみたいと思わされた出来事でした。