ミルキーウーロン。



茶が常緑樹「カメリア・シネンシス」から成る加工品というのはよく知られていますが、その茶にも品種があり、品種毎の風味があるというのはあまり意識されていません。
野菜や果物の加工品で考えれば、素材の品種が育成条件だけでなく風味も左右することはなんとなく理解しやすいと思います。
台湾桃園の茶業改良場で長年改良に改良を重ね1981年春にお披露目になった傑作がこの学術名・台茶12号、現在「金萱」としてよく知られる茶です。
金萱という品種の最もわかりやすい特徴が、湯を入れた瞬間から立ち上がるミルクのような甘い香り。欧米で「ミルキー・ウーロン」と呼ばれる所以です。

この甘い香りを強く求める人がいるために時々香料を用いたものもありますが、この農薬・人工肥料不使用の金萱茶は、良質な烏龍茶が放つ花のような香りの中に上品にミルク香が混ざる当店自慢の金萱茶です。お茶の香りの不思議を味わってみてください。

■ 乳香 金萱茶25g ¥1,150
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Keep on travelin'



ある日少し膨らんだ封筒が届きました。
この少し膨らんだ郵便物というのは日常の中のワクワクするもののひとつです。
大概はamzon.comとかzozo townとか、そういった類いの送り主なのですが、今回は見覚えのある個人名が記されていました。
名前を見つけた瞬間にパッと顔色が変わったのが自分でわかるくらい、僕は少し昂揚しながら封筒の中身を想像します。
彼女はこの夏、それまでの仕事をきっぱりと辞め、自転車を担いで少し長めの一人旅に出た友人です。
封筒はもちろんその旅先からのものでした。

中には彼女がそのとき滞在していたのであろう屋久島の幻想的な風景が切り取られたポストカードと、島でつくられたお茶が数種類。
温帯地域に位置しながら2,000m近い山々がある屋久島は、優れた茶の育成環境をもっているとは知っていましたが、実際に触れるのは初めてでした。
油性ペンで「屋久島 有機紅茶」と書かれたziploc(笑)の封をあけ早速淹れた紅茶は、甘くスッキリと透明感のある日本の紅茶特有の風味にセイロンの良質なUVAにも似たメンソール香を持っていました。
まるで島の風や日差しや土の匂いをziplocにそのまま詰めて届けられたようなそのお茶を飲みながら、遠く、まだ(そしてもしかしたらこの先もずっと)見たことのない屋久島の景色に思いを馳せました。
お茶は時々そんなものまで運んでくれます。

↓リンクは彼女の旅のブログです。
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大変お待たせしました!!



本当にご迷惑おかけいたしました。
人参烏龍茶が入荷いたしました!
スターターセットは専用マグカップのうちいくつかの色が入荷待ちですが、そのマグも今月末と11月初旬にすべて揃う予定です。

これから何度もお話することになると思うのですが、このお茶を「健康茶」と分類することに少し抵抗があります。偏見かもしれませんが「健康茶」=「美味しくないけど健康のために飲む」というイメージはありませんか?
この台湾野生茶ベースの手摘み人参烏龍茶が他の人参烏龍茶や健康茶と呼ばれるものと圧倒的に違うのは茶葉の品質です。いってみれば最高品質の茶に混ぜ物をするなんていうのは、普通ならちょっと考え難いというのが生産者・加工者・販売者の共通の認識だと思います。
それを敢えてしてしまったのがこのお茶で、それによって「お茶として」美味しくて、さらに売っている僕のほうが仰天するくらいの効能の数々を生み出しているわけです。
このお茶が「癖になった」という全国の多くの方は、たぶん最高級烏龍茶の味や風味を知ってしまった、ということです。
実はそれこそ、僕の目指すものと一致するところなのです。

■ 人参烏龍茶 農薬・化学肥料不使用 台湾野生茶ベース ¥1,190〜
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サンタの秘密。



クリスマスリースの原型となったといわれる「アドベント・クランツ」。
常緑樹の枝や葉を丸く束ねて、そこに4本のキャンドルをたてます。
先日ご紹介した待降節の間の日曜日毎にキャンドルに火を灯します。
アドベント最初の日曜日に1本、次の日曜には2本・・・4本のキャンドルすべてに火が灯ったら、クリスマスは目の前。
アドベンツ・クランツに火をつけるサンタクロースの顔が若干怪しいぞ、という評判もありながら、毎年必ずお求めになる方が多いのがこの「Santa's Secret」。
日本では「サンタさんの秘密のお茶」と名付けられたハーブティーですが、もうちょっと深読みしてもおもしろそうな絵柄です。
きれいな赤い色はローズヒップとハイビスカス。
アップルハーブや洋ナシ、オレンジハーブを加えたフルーティーです。

■ Santa's Secret 〜サンタさんの秘密のお茶〜 18p入 ¥945
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アドベントのお茶。



今年もアドベントティーの発売です。
アドベントとは、11月30日の「聖アンデレの日」に最も近い日曜日をスタートにして、クリスマスイブまでの期間のこと。日本では待降節(たいこうせつ)とよばれます。
今年の始まりは12月1日。丁度24日間、毎日違う種類のお茶を飲みながらクリスマスまでのカウントダウンを愉しみましょう。
24種類のティーバッグが1〜24の数字を配したイラスト入りの紙パッケージに包まれています。
毎日この絵柄を見るだけでもワクワクします。



ちなみにこのアドベントティー、毎年一番最初に売り切れてしまう人気のティーバッグです。
クリスマスからさかのぼって24日前からスタートということで、11月中には完全に店頭から姿を消します。ですので、10月下旬(今!)〜11月中旬までには手に入れてください。
年末に近づくとなにかと小さな贈り物が必要になるものですよね。
いくつかまとめて買っておけば、11月中のプレゼントには困りませんし、センスを誉められること請け合いです!

■ ゾネントア社 クリスマスハーブティー各種 ¥945〜¥1827
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もうクリスマス?!いえ、クリスマスに限らずとも。



ここ数年は特に秋の短い東北地方ですが、今年も秋を飛び越えてすっかりクリスマスシーズンです・・・って、やっぱりまだ早いですよね??はい。
でもヨーロッパでは10月の終わりには街もクリスマスイルミネーションに彩られます。
オーストリアから届くゾネントア社のハーブティーも、そろそろクリスマス色になってきました。
今回ギフトにおすすめなのはこちら!
その名も【クリスマス ハーブティー・セット】。
特に季節の変わり目や寒い時期に人気で、雲にのる天使のパッケージが可愛らしい「守護天使のお茶」と、身体をポカポカ暖める、シナモンやクローブが香る「ヘヴンリィ・クリスマス・デライト・ティー」をゾネントアのオリジナルBOXに詰めました。
真っ赤なラッピングでお渡しします。

※クリスマスハーブティーは毎年11月中旬には売り切れてしまうことが多いです。皆さん、前年の買い逃しの経験から年々お買い上げ時期が早まっています^^
どうぞお早めに!

■ ゾネントア社 クリスマスハーブティー各種 ¥945〜¥1827
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アナブキ・コミュニティ・プレス。



アナブキ・コミュニティ・プレスの巻頭でインタビューを掲載していただきました。主に四国、西日本方面にお住まいの方にご覧いただけると思います。
ちなみに場所はflow tokyo、撮影はyOUさんです。


【以下は主なメディア掲載情報です】
■ カフェ・喫茶ショー2013 @東京ビッグサイト CAFE BANNER CATALOG
■ 雷鳥社 「男子、カフェを仕事にしました」
■ 東奥日報(連載) 小池アミイゴ×三宅貴男 オトノハ音楽室
■ スターツ出版 OZ magazine
■ 地球丸 天然生活
■ 昭文社 ことりっぷ
■ ヤマハ・ミュージック・メディア 大人かわいい音楽生活 女子JAZZ

ピンクの効能。



バラ花茶は玖瑰花茶(めいくいかちゃ)とも呼ばれ、美しく可愛らしいピンク色の蕾にお湯を注いで飲むハーブティーです。古来より肌をピンク色に保つお茶、といわれ女性に珍重されてきた歴史をもちます。ビタミンCが豊富で美肌効果が高いとも言われています。
さらに最近の研究であきらかになったのは、このかわいい色の効能。

代表的な女性ホルモンとしてあげられるもののひとつ、エストロゲン。女性らしい体系や美肌に関与するものだそうなのですが、この花のピンク色には、視覚を通じて脳の一部の領域を刺激し、エストロゲンの分泌を促す力があるそうなのです。昔の人はなんでそんなことを知っていたのでしょうねぇ。

グラスにコロコロと数粒いれて、お湯を注いで召し上がってください。
先日ご紹介した菊花茶のように他のお茶とのブレンドにも重宝します。
赤に近い色は熱で退色しやすいので、色を残したいときには直接熱湯を注がず、カップに入った紅茶などに1〜2粒浮かべてみるのもキレイです。

■ バラ花茶 ¥680
◇オンラインショップでもお求めいただけます◇

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眼、疲れてませんか?


古くから漢方薬に用いられる菊の花です。その名もそのまま「菊花茶」と呼ばれます。
ひとつまみをポットや耐熱グラスに入れて、お湯を注ぐだけのハーブティーの一種だと思ってください。
清の時代、北京 紫禁城で「はやり目」(急性結膜炎)が蔓延した際、この病を治めるため皇帝に献上されたのがこの安徽省歙県黄山五嶺の菊だったと伝えられます。その花の茶で病が治まったことが評判となり、後に黄山の「貢菊」と名付けられたこの茶は、中枢神経に対しての鎮静力があり、目の充血や疲れの解消、身体の無駄な熱を取り炎症を抑えると言われています。

そういえば2年ほど前、高校の合唱部の顧問の先生から電話をいただき、生徒の1人が大会を数日後に控え、声がでなくなったという相談を受けたことがあります。そのときおすすめしたのがこの菊花茶でした。
殆ど聞き取れないくらいにかすれた声で話していたその女の子は、大会終了後ニコニコしながら「完治はしなかったけれど、とてもよくなった」と話してくれました。

プーアル茶など、少しクセのある茶に混ぜると爽やかな印象に。
発酵が浅めの台湾茶や白茶、緑茶と混ぜても美味しく召し上がれます。

■黄山貢菊(菊花茶/菊茶) 50g ¥680
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品薄でご迷惑おかけしています。



スターターセットが想定していた以上のご好評をいただき、リーフも含めて品薄状態の人参烏龍茶。13日(日)の20時現在で写真の状態です、すみません!
明日(14日月曜)の午前中にはご用意できる予定ですので、是非またお越し下さい!

10日間お試しいただいてのご感想がどんどん寄せられています。
むくみ、冷えの緩和を筆頭になぜか先週は「肌」に関する内容を多くいただきました。
肌あれ、顔のブツブツ、シミが薄くなった、消えた(!)などなど・・・。
10日で、です。中には10日分使い切るのを待たずに・・です。
あくまでお客様の個人的な感想だということを相変わらず付け加えますが、ついつい「騙されたと思って10日だけ・・・」なんて言葉を発したくなるのを抑えています。
睡眠の質の変化と、偏頭痛についてのお話も多数いただきました。
この一週間だけで書ききれないくらいのご意見ご感想が寄せられています。
我ながら少し煽り気味の文章になりそうなので、今日はこのくらいで自粛します。

■ 本気で改善したい方の人参烏龍茶・専用マグ付10日間集中スターターセット ¥4,460→¥3,980
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