16年目のベストアルバム。

 

tico moonを聴くたびに、浮かぶこの情景はなんだろう?っていつも思うんですよ。

フィルムで撮った古い動画が、キラキラ瞬く陽射しを、木漏れ日を、雨の窓辺を映し出すような。

もう手の届かない、柔らかで美しい(そして、あったかもしれないし、なかったかもしれない)記憶に、そっと触れるみたいなメロディと弦の音。

カフェのBGMなんかには本当に似合うんですけど、僕はこれ、ヘッドフォンでどっぷりめに浸かって聴きたい。目を閉じて、意識が浮遊するのはきっと(あったかもしれないし、なかったかもしれない)記憶の陽の中。

tico moon 9/14発売 ベストアルバム"Beautiful Days” ¥2,500(税別)

コノハト茶葉店でも販売中です。

お待たせしました、チャイでました。

 

電子レンジで簡単につくれる本格的なチャイ。

今年は限定缶入りで2種のフレイバーです。

毎年おなじみの「キャラメルカスタード・チャイ」に加え、数年前に一度限定販売した「チョコレート・チャイ」が復活。

キャラメル色とチョコ色の缶入りは数量限定ですので、お早めにお求めください。

 

 

コノハト茶葉店のお茶は以下の店舗でもお求めいただけます。
(一部、販売なし・飲食メニューのみのお取り扱い)


・北海道函館市石川町 函館蔦屋書店
・北海道函館市大手町 cafe&deli MARUSEN
・北海道函館市大手町 HAKODATE 男爵倶楽部
・北海道虻田郡倶知安町 VidaCafe 倶知安店
・北海道札幌市中央区 ラ・ジェント・ステイ札幌大通
・北海道北見市西富町 Vida Cafe 北見店
・青森県青森市柳川 A-Factory
・青森県青森市柳川 SKIP EGG
・青森県青森市古川 SWEETEST DAY
・青森県青森市柳川 OopsNAIL 青森ラビナ店
・青森県青森市桜川 Oven39
・青森市中津軽郡西目屋村 ブナコカフェ
・青森県八戸市石堂 ecru
・青森県八戸市類家 フードクリニック なぎさカフェ
・青森県八戸市東白山台 VidaMarche 八戸ニュータウン店
・青森県三沢市中央町 スカイプラザミサワ
・青森 県上北郡野辺地町 cafe bloom
・青森県むつ市金曲 コレクトメガネ
・青森県弘前市藤代 Hachicafe
・青森県弘前市代官町 バンブーフォレスト
・青森県弘前市青山 パン・ド・カンパニュー
・青森県弘前市境関 スイーツ・ワールド
・青森県弘前市早稲田 デザートハウス
・岩手県盛岡市菜園 OopsNAIL 盛岡カワトク店
・岩手県盛岡市開運橋通 雑貨 hina
・岩手県一関市上日照 VidaCafe 一関店
・岩手県北上市青柳町 Ripple! Cafe & Fitness
・岩手県北上市北鬼柳 OopsNAIL 北上パル店
・秋田県大館市代野 Salon Kanako Ahmad
・秋田県能代市字長崎 髪音
・秋田県秋田市保戸野 Cafe Pecoli
・宮城県富谷市大清水 VidaCafe 富谷大清水店
・山形県山形市成沢西 Bucoli
・新潟県新発田市荒川 seats
・東京都港区赤坂 AoMoLink 赤坂
・東京都港区南青山 HADEN BOOKS
・東京都世田谷区等々力 cafe ikanika
・東京都世田谷区三軒茶屋 bluscafe
・東京都目黒区柿の木坂 CafeBar&Art KiKi Tokyo
・東京都武蔵野市吉祥寺 doux bleu吉祥寺
・東京都武蔵野市吉祥寺 YARRA吉祥寺店
・東京都三鷹市下連雀 ヒトコトヤ
・神奈川県横浜市都筑区 新星堂モザイクモール港北店
・静岡県沼津市高島町 Cafe & Gallery Fran
・静岡県伊豆の国市田京 リラクゼーションサロン caho
・愛知県西尾市西幡豆町 AMANRELA RelaxationRoom
・三重県伊賀市服部町 cafe & zakka blue marrow
・大阪府四條畷市砂 新星堂イオンモール四條畷店
・大阪府箕面市船場西 珈琲茶房&スイーツ ふれあい
・兵庫県神戸市中央区三宮町 YARRA三宮店
・鳥取県米子市米原 雑貨Cantik
・広島県福山市木之庄町 ナチュラル マーケット イコウ
・福岡県福岡市中央区薬院 doux bleu薬院店
・福岡県福岡市中央区今泉 izumima
・福岡県福岡市南区 HIFUMIのたね
・福岡県直方市頓野 和草
・長崎県諫早市栗面町 オレンジスパイス
(敬称略・順不同)

秋のたのしみ。

 

厚手のコーヒーマグが似合う季節になりましたねぇ。

おなじみスタジオMの「Coffee roasters」シリーズ、いろいろ揃っています。

 

■ マグ  ¥1,200

■ ソーサー ¥800

広島のオレンジです。

 

国産オレンジを使ったフレーバーティー。

実はミルクで煮出して柑橘香のチャイにしても美味しいです。

 

■ ティーバッグ10個入 ¥700(税別)

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これ、ティーバッグなの?ってリアクションが毎度楽しい。

 

天気が変わりやすくて、なんだか落ち着きませんねぇ。

ほっとする日本茶、いろいろ揃ってますよ。

 

写真は当店の定番「やぶきた茶 急須用ティーバッグ」で淹れた深蒸し煎茶。

ティーバッグの日本茶って香りも味も安っぽいと思っていらっしゃる方がいたら、ぜひ騙されたと思ってお試しください(絶対騙したりしませんので)。

 

通常のティーバッグの倍の茶葉を使い、紐をつけないティーバッグです。

急須やポットにそのままポトンとひとつ入れて、お湯を注ぐだけ。

ちなみに僕はこれをマグカップに入れっぱなしで何煎も飲むのが日課です。

 

お湯の温度とか気にせずに、ポットからそのままの熱湯でも美味しく淹れられますよ。

 

■ やぶきた茶 ティーバッグ 10個入 ¥480(税別)

■ やぶきた茶 ティーバッグ 30個入 ¥1,340(税別)

 

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赤いフルーツティー。

 

綺麗な赤いお茶はガラスの耐熱グラスが似合うなぁ、と思っていたのですが、つい近くにあったコーヒーカップで淹れた「ノーザンデライツ」が思いのほか美しかったのでパシャリ。

気温変化のお疲れに、ビタミンC他たっぷりのフルーツティーをどうぞ。

青森県産カシス入り。

 

■ ノーザンデライツ 8個入 ¥840(税別)

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まもなく発売。

 

今年も発売開始します。

毎年大人気の「電子レンジでつくれるチャイ」。

 

今年は限定缶入りで2種類です。

詳細は追ってお知らせします!

白龍珠。

 

茉莉花茶(ジャスミンティー)。

ハーブティーのように、ジャスミンの花を乾燥させたものにお湯を注ぐと思っていらっしゃる方も多いのですが、普通は緑茶にジャスミンの香りを移したもの。(人工香料を用いたものを除いて)花と茶を重ね合わせ、甘く清らかな香りを茶が吸収したものを再度乾燥させます。花を何度か取り替えながら行われるこの工程が多いほど高級茶と呼ばれます。

当然、ベースになる茶の品質でも製品の風味は大きく変わります。

 

中国・福建省の福鼎(Fuding)は高級白茶の一大産地。ここで作られる福鼎大白という品種は主に白茶に加工するために作られます。

 

 

 

この画像にもある白い産毛のある新芽部分は、苦味渋みが少なく、雑味もほとんど感じません(写真は白茶の代名詞のひとつ、白牡丹)。水色は淡く、喉元を通った後には優しい甘みが残ります。

 

この芽と、葉をとった茎にジャスミンの花の香りを数回にわたって移したのが「白龍珠(ぱいろんじゅ)」。コロコロと小さく丸まった容姿が特徴です(そういえば、みんなこのお茶のことを「コロコロジャスミン」と呼んでたっけ)。これ以上は無いと言われる、清らかな香りの最高級ジャスミンティーです。

 

■ 白龍珠 30g ¥930(税別)

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コードネーム 台茶18号。

 

つい先日インターネット上の記事で、「幻の紅茶・台茶18号」という見出しがありました。

この名前は台湾茶業改良場で良質な茶に振られる、いわゆるコードナンバー。

18号は、後に「紅玉」という名を冠されます。

何故その記事が「幻の」といったのかはよくわかりませんが、美しい湖 日月潭のほとりで作られるこの独特の甘みと香りを持った紅茶は、かつて日本人研究者が深く関わったストーリーを持ちます。

 


美しい湖「日月譚」を見下ろす場所に、80年も昔に建てられた茶業改良場。

 

様々な調査の上でこの地が紅茶の一大産地になると確信し、それからの全生涯を捧げた日本の農業技師、新井耕吉郎の記念碑が静かに佇みます。後に彼は「台湾紅茶の父」と呼ばれるようになりました。
ここでつくられる紅茶は他のどの国の茶に比べても香りが濃厚で、トロリとした甘みを持ちます。

手摘みした一芯二葉を自然乾燥し、約80%発酵。
ピンクがかった橙色の水色で喉越しが強く、ほんのりとミントの香りも漂います。
茶葉を切り刻むことなく、一枚一枚の葉がしっかりと形を残しているため、量や時間で風味のコントロールがし易く、雑味がなく、他の台湾茶のように何煎も淹れられます。

 

(茶殻の画像 右は比較的茶葉の大きな高級ダージリンの茶殻。左は紅玉の茶殻です)
インド、スリランカの紅茶とはハッキリと一線を画す、芳醇な熱帯フルーツの香りにも例えられる台湾紅茶の逸品です。

終戦後、台湾は国民政府に接収され、この茶業改良場も日本のものでなくなります。 新井耕吉郎は自ら望み、技師としてこの地に留まることを決めますが、間も無く病に倒れ42年の生涯を終えました。

 

■ 紅玉(有機栽培)20g ¥1,250(税別)

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老茶。

 

「老茶」という表現があります。定義は曖昧ですが、良質なお茶を複数年熟成させることで刺激を減少させ、まろやかで奥深い風味に変化させたものです。
数年前に台湾でも流行し、低品質の茶が法外な価格で売られていたりしましたが、現在はすっかり落ち着いたようです。手間がかかり効率が悪くリスクも大きいことから良質な本物には滅多におめにかかることはありませんが、このお茶には本当に「時間」にしか造れない独特の「奥行」が備わります。

例えば刺激の強いお茶やいきおいのあるお茶を飲んで「茶酔い」と呼ばれるフラフラするような症状があらわれたときには老茶を飲むことでそれを鎮めるともいわれます。

 



老茶と呼ぶには少し若いかもしれませんが、2010年産鉄観音茶です。

 

■ 台湾 鉄観音 老茶(2010年)20g ¥1,500(税別)

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